前回の記事で、筋トレが流行っている理由を「成長が感じられるから」と書きました。
これに対して「心だって、死ぬまで成長するよ」と言う人がいるかもしれません。
心が成長し続けるのは確かで、体より心の成長の方が大切なのかもしれません。
ですが、いかんせん、心ですから目に見えないんですね。
しかも成長なのか分かりにくい。
例えば自分のことですが、若い頃と変わったなと思う部分があります。
よく言う、丸くなる、ってやつですか?別に若い頃トンガっていたとは言いませんよ、「ナイフのような男だね」と言われてみたい願望は今もありますがw
それでも丸くなった、みんなそうなんだと思いますが、これって成長と言えるのかなと思うのです。
気持ちに余裕が出て、広い視野を持てるようになったと言えば成長ですが、単にエネルギー量が下がったとも言えるんですよね。
あまり物事に執着しなくなったのは、物事の両面を見れるようになったとも言えますが、やり抜く力が弱くなったとも言えるような気がします。
少なくても、丸くなった人間ばかりでは、世の中は絶対進歩しません。
「空が飛びたい」若者が希求して飛行機が生まれましたが、丸くなった人間ばかりじゃ「空、飛べなくてもいいよね、飛べないならゆっくり歩いて行こうよ」となってしまいます。
心の成長は難しい。
あ、でも確実に成長と言えるのは、自分以外に大切な存在があることに気づいたということでしょうかね?
鏡の中の自分を何十分も見つめていた10代からは確実に成長した部分かもしれないですね。
いやそうは言っても、鏡での身だしなみチェックを忘れるのは成長ではなく、老化というんでしょうが。。。