週末はauの回線がパンクしたために、スマホが使えませんでした。
スマホが使えないと当然仕事に支障をきたし、不便このうえないのですが、少し前まではスマホなどなかったのですから、世の中変わったものです。
便利なスマホですが、スマホが登場したことによるデメリットがあると思います。
それは、恋愛ドラマが成り立たなくなったということです。
恋愛ドラマの山場は男女のすれ違いです。ですがスマホがあれば、お互いのすれ違いはおきません。
あの時、スマホがあれば、井の頭線の反対ホームから豊川悦治が常盤貴子に向って叫ぶこともなかったはずです。
恋愛ドラマならもともと見ないから関係ないという冷ややかな声が聞こえそうですが、ボクも恋愛ドラマにそれほど詳しいわけではないですよ、念のため。
さて、恋愛ドラマが衰退するとどうなるか?
それは、ドラマのような恋愛に憧れる若い人が少なくなるということです。
憧れと言ってもいいですし、妄想とひらたく言ってもいいかもしれません。情熱と夢も同じグループの言葉ですね。
憧れも妄想も、情熱も夢も失って、合理的な現実だけが残った結果、先日のニュースにあったように若い世代の大半が一度もデートをしたことがない、そしてさらにその結果、イーロンマスクに「日本は消滅する」と言われるほどの人口減少社会が生まれるのです。
話がかなり飛躍した感はありますが、スマホの登場が少なからず影響しているとは思います。
それにしても、「愛していると言ってくれ」と手話で伝える豊川悦治はカッコよかった。
下を向いて「愛している…」とスマホを打ち出したら台無しですから。