50代ブログ「つばき日記」

若くないからこそ気づく幸せもある。おひとりさまの安心老後を創る椿リーガルグループ代表のブログです。

未分類

去りゆくのは夏と…

投稿日:

Pocket

サヨナラも言わないで、あっという間に去っていった、夏。

「猛暑の中でオリンピックができるのか?」

あんなにケンケンガクガク、大騒ぎしたオリンピックも、秋風を感じる今日この頃では、もうずいぶん前のように思えます。

むしろ「お・も・て・な・し」で無邪気に盛り上がることができた2013年の頃のほうが鮮やかに思い出せるくらいです。

あの時は、日本や世界がこんなふうになるとは想像もしませんでした。

そして、僕からもう一つ、去っていったものがあります。

あれは10年近く前の夏のことです。

それは、突然僕のもとへ現れて、そして今日完全に去って行きました。

お尻にできた脂肪の塊のことです。

(すみません、こんな話で)

この脂肪の塊、粉瘤というのだそうですが、お尻の体重のかかる部分にできてしまいまして、普段はたいしたことはないのですが、何かの拍子に細菌が入ると腫れて大変なことになるのです。

それでも抗生物質を飲んで1週間ほど放っておけば腫れも引くので、ずっとそのままにしておいたのですが、年々腫れもひどくなり、とうとう昨年は切開まですることになったため、ようやく重い腰を上げ、手術で摘出することにしたのです。

8月下旬に手術をして、今日ようやく抜糸が終わりました。

10年近くボクを苦しめた、脂肪の塊とも、これでお別れです(再発しなければ)

過ぎ去る夏は名残惜しいけれど、脂肪の塊には2度と会いたくありません。

雲の切れ間から薄く射す光を見ながら、今晩はビールで乾杯しようと思うのでした。

-未分類

執筆者:

関連記事

ボクのトリュフ

人間の欲望に際限ないこと、贅沢にはすぐ慣れてしまうことは前回の記事の通りだけど、味覚に限ってはまだまだ贅沢を知り尽くしているとは言えないと思っている。 そんなことを書くと 「そんなことよく言うわ。ヒデ …

我、動く。パラリンピック の夜に。

パラリンピックの開会式、とても良かったですね。 片翼の少女はもちろん、デコトラかぁ、そこから布袋さんかぁ、そこも個人的にはハマりました。 それにしても、なぜオリンピックのほうは、あんなふうに暗くてチー …

多摩湖の夕暮れ

昔、親戚の集まりで、ちょっと知ったかぶりのところがある叔父さんが 「ヒデちゃんはすごい山の中に住んでいるんだよ。多摩湖っていう湖があって、ダムもあるようなところに住んでいるんだ」 とその場にいる一同に …

花の名前、その美しさを表す言葉

以前のブログで書いた通り、残念ながらボクは花の名前をほとんど知りません。 それ以上に我ながら残念なのは、花を例える言葉のセンスです。 ボクに言わせると、木蓮は「ティッシュの花」です。八重桜は「老人ホー …

春の訪れに想う

若い頃は思っていました。 変わりばえのしない毎日に何の意味があるのか?昨日の続きの今日なんて欲しくない。 何か新しいこと、ドキドキ胸が高鳴るもの、キラキラ眩しいもので毎日を満たしたい。 それができない …