先日のブログでラーメンとの辛い別れを書きましたが、今回はバナナオレとの切ないすれ違いです。
少し前の散歩の途中で飲んで以来、モスバーガーのバナナオレがボクも奥さんもすっかり気に入ってしまったのですが、バナナオレとボク達とはすれ違う運命にあったようです。
初めてバナナオレを注文した日は少し風が冷たかったこともあり、二人ともSサイズを注文したのですが、少し物足りなく、次はMサイズにしようねと話していたのです。
そして2週間ほど前の話。
今回はたっぷり飲むんだ!意気揚々と「バナナオレMサイズ2つ!」と注文したところ「スミマセン、Sサイズおひとつしかお作りすることができません」と衝撃の回答が!
そんなことがあるんですか?
仕方なく、もう一つはイチゴシェイクにしたのですが、どっちがバナナシェイクを取るのかでしばらく揉めたことは言うまでもありません。
そしてまた1週間後。今日こそはバナナオレを心ゆくまで飲むんだ、少し意地になり、二人で同じ道を散歩して同じようにモスバーガーにたどり着いたのですが…
期間限定のバナナオレはすでにメニューに載っていませんでした…
バナナオレとはこうなる運命だったのです。
運命に逆らうことはできません。
ですが別れがあれば新しい出会いがあるはずです。
気を取り直して、新たに期間限定メニューとして掲載されていた「20世紀梨」「紀州南高梅」かき混ぜるシェイクをそれぞれ注文しました。
前回は店外のテーブルで飲んだのですが、隣のテーブルにあとから来た男性がタバコを吸い始め、胸の底からたっぷり息を吐き出していたため、今回はテイクアウトにしました。
近くの公園の、日当たりの良いベンチに腰掛けて、ゆっくりといただきました。
今回は「Mサイズ」です。
少し飲んで、味見に交換しました。
奥さんは「紀州南高梅」です。シェイクを受け取り、一口飲みました。
一口です。ただ、シェイクが硬いので少し強めに吸ったかもしれません。
強烈な甘さが口の中に広がりました。
「水をくれ!」思わず叫びたくなるほどの甘さです。
シェイクを返された奥さんが今度は叫びました。
「シロップがない!」
どうやらさっきの一口で、底に溜まっていたシロップをほとんど飲み干してしまったようです。
確かにこの商品名は「かき混ぜるシェイク」です。
モスバーガーは悪くありません。悪いのは、ボクです…
笑いながら文句を言う奥さんからもう一度シェイクを受け取り確かめてみました。
確かに、それは「バニラシェイク」でした。
追記
仕事の途中で寄ったケンタッキーでホットコーヒーを頼みました。
「すみません、機械が壊れていてアイスコーヒーしか提供できません」