少し前になりますが、アメリカの投資家ジム・ロジャーズ著「お金の流れで読む日本と世界の未来」という本を読みました。
この本でもっともインパクトがあるのは「もし私が10歳の日本人なら、自動小銃を購入するか、もしくはこの国を去ることを選ぶだろう」という言葉です。
著者は日本の暗い(真っ暗な)未来を予想しています。
2050年には日本は犯罪大国になるため、自衛のために自動小銃を購入するというのです。
また、10歳の少年が老人になるころには日本という国がなくなっているかもしれないとも述べています。
著者がこのように述べる根拠は、日本の財政赤字と、少子高齢化です。
日本の財政赤字はよく一般家庭の借金に例えられます。
年収◯万円の家がその年収の何倍もの借金を負っているので、近い将来家計は破綻してしまうというような例えがそれであり、自分自身もそのことには特に疑問を持っていませんでした。
ですからアメリカの有名投資家が日本という国が将来なくなるとかもしれないと言えば、本当にそうなるかもしれないと感じたのです。
ところが、経済学にはMMTという理論があるようです。今までまったくその手の本を読んでこなかった私は恥ずかしながら初耳でした。
この点については次のブログに書きたいと思います。